椎間板症(腰痛症状ページ参照)
椎間板ヘルニア(腰痛症状ページ参照)
すべり症(腰痛症状ページ参照)
脊柱管狭窄症(腰痛症状ページ参照)
変形性腰椎症
腰部の背骨が変形したもの
【症状・特徴】
- 腰がだるい、重い、鈍い痛みを感じる
- 腰を後ろに反らせた時や、動作の始まりや疲れた時に痛みが強まる
- 入浴中は症状がとても和らぐ
- 加齢にともなう老化現象であるため、40歳以降の高齢者に多く発症する
【原因】
- 加齢や長年の腰への負担によって骨が変形し、神経などの周辺組織を刺激する
骨粗鬆症
骨の密度が減り、骨の内部がスカスカになってもろくなる病気
【症状・特徴】
- 腰や背中に長くしつこく続く痛みがある
- ちょっとした衝撃で骨折する
- 以前より背中や腰が丸まってきた(曲がってきた)
- 閉経後の50歳以上の女性に圧倒的に多く、高齢になるほど発症しやすい。
- 妊娠中や授乳期の女性にも見られることもある。
- 男性は殆ど発症しない
【原因】
- 加齢、カルシウム不足、運動不足、痩せすぎ、飲酒・喫煙、ストレスなど。
- 特に月経が終わった更年期(50歳前後)以降の女性は骨量が大きく減少する
脊椎側弯症
背骨が左右に歪んて曲がってしまう病気
【症状・特徴】
- 腰や背中の痛み
- 背中を後ろから見た時に、背骨が左右に曲がっていたり、左右の肩・背中・腰の高さが違う
【原因】
- 姿勢の悪さ、筋肉の発育不良、肥満、椎間板ヘルニアなどの病気など。
- 原因不明のものは成長期の子どもに多い(特に10代の女子や肥満児)
リウマチ性多発筋痛症
ウイルスや細菌などの外敵から体を守る"免疫システム"に異常が発生する病気「膠原病」の一種
【症状・特徴・原因】
- 首から肩、あるいは腰などに強い痛みと"こわばり"がある
- 関節の痛み、全身のだるさ、体重減少、食欲低下、微熱など
- ほとんどは50代~60代以上の高齢者に発症する原因不明の病気
強直性脊椎炎
背骨や骨盤の関節組織が何らかの原因で骨に変わり、骨同士がくっついてしまう病気
【症状・特徴】
- 腰や背中が重たく感じたり、固くこわばって動かしにくい。または筋肉痛のような痛みがある
- 症例の少ない珍しい病気。患者の大半が10~20代の若者
【原因】
- 詳しい原因は不明。
- 遺伝的な要因があると考えられている